不妊周期法

CONTENTS
不妊周期法とは
基礎体温について
不妊周期法の実際
周期法を行うにあたって
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不妊周期法とは〜月経リズムに併せて漢方薬をのみ分ける〜

周期法は数十年前から使われ始め、現在は最も頻繁に応用されているテクニックです。この周期法は従来の漢方療法とは異なり、毎日同じ漢方薬を服用し続けるのではなく、月経周期の各時期(月経期、卵胞期、排卵期、黄体期)に薬を使い分けるのが特徴です。

基礎体温について

基礎体温は十分な睡眠(6時間以上)の後に、安静のままで測った体温をさします。女性の場合は生理周期に応じたホルモンの変化によって、基礎体温が変動していきます。毎日の基礎体温を記録してグラフにすると基礎体温表ができあがりますが、その基礎体温表からさまざまな情報が読み取れ、不妊治療にとって大きな参考になります。

基礎体温表

月経期
不要になった子宮内膜をスムーズにすっきり排出させるために月経がおこります。
卵胞期〜排卵期
月経が始まると同時に脳から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵胞の成長が始まります。このとき20個位の卵胞が成長を始めますが、最終的にはその中の1つだけが排卵できるまでに成熟します。この排卵後の卵胞から卵胞ホルモンが分泌され、これが刺激になって脳から黄体化ホルモン(LH)が分泌されることにより排卵がおこります。
この時期、同時に子宮内膜は増殖を始めます。
黄体期
排卵し終わった卵胞からは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。このホルモンは体温を上昇させ、子宮内膜をさらに厚く、やわらかい状態にし、着床に備えます。

不妊周期法の実際

月経の各時期に応じて薬を使い分けることにより、各時期に起こるべき変化がスムーズに進み、より妊娠しやすい状態を作り上げることができます。

月経期
内膜や血がきちんと排泄されずにカラダの中に残ると不妊も含めたあらゆる病気の原因である「オ血」になってしまいます。ですから月経期には内膜や経血をしっかりと排泄するため活血薬をいわれる漢方薬が繁用されます。
子宮筋腫や子宮内膜症、ひどい生理痛なども「オ血」が原因のひとつです。
卵胞期
卵胞の成熟をうながしてより良い卵子を作り、さらに受精卵が着床しやすいように、また、より厚い子宮内膜を作ることを目的とした補血薬、補腎薬、補陰薬などの漢方を繁用します。
排卵期
排卵障害や頸管粘液の問題、高プロラクチン血症など、内分泌系に原因がある時は薬による治療が行われます。治療に使われるのは主にホルモン剤が中心。 不妊治療では漢方薬もよく使われ、血行をよくして体質改善をはかるなど、ほかの治療と平行して漢方薬を使ってる人も多い。
黄体期
子宮内膜の分泌を促進し、受精卵が着床しやすいフカフカベッドを作ります。さらに着床した受精卵に十分な栄養を送り込み、子宮を温めることが大事です。その目的で補腎薬、補陽薬、補血薬を用います。

周期法を行うにあたって

月経周期の各時期にどんな漢方を使用するかは一人一人異なります。
周期法は基礎体温表をもとにお薬を切り替えてゆく必要があります。
基礎体温表で低温期、高温期の判別ができないなどの場合は、まずは周期法以外の方法により体のバランスを整えてゆくことからスタートすることがあります。
詳しくは担当相談員とお話の上、ご説明いたします。